出会い系サイト規制法の行政処分

私が受けた行政処分の内容を記しました

改正出会い系サイト規制法違反での行政処分の真実

(はじめに)
まず、私が罪に問われたのは、利用者の書き込みが原因です。
とは言いましても、利用者を恨んでいるわけではありませんので、誤解のないように言っておきます。
処分の理由は、その利用者の書き込みが「児童の健全な育成に障害を及ぼすおそれがあった」という理由です。
処分の内容については今は割愛させていただくことにします。

「自分自身が書いた書き込み」ではなく
実際に「児童の健全な育成に障害を及ぼしたというわけでもなく
障害を及ぼすおそれがあった」というだけで、人が罪に問われ罰せられるのです。

後で詳しくお話しますが、
サイトの利用者が掲示板に「今からビッグカメラの前で会いませんか」と書いたことだけで、
出会い系サイトの運営者は最高懲役1年の刑に処せられるのがこの法律の醜いところです。
大袈裟なことを言っているのではありません。法律にきちんと書いているのです。
(注  法律には「ビッグカメラ....」という書き方はしておりません。また初回の事件は行政処分で済みます)

さて、 出会い系規制法の前提には「利用者が掲示板に書いた文章はサイト運営者の意思で公開されている」という前提のように読み取れます。 この考え方は非常に重要です。(法律の瑕疵かもしれません)
なぜなら、利用者がした行為の責任を、サイト運営者に被せて罰するというシステムを形成する為に必要な前提条件になっているからです。

具体的に言うと、
法律文言の中の「異性交際希望者の求めに応じ」という言い回しがあります。
これは「求めに応じて○○を行なった」として、
掲示板の書込者(利用者)とサイトの運営者の首を挿げ替える作業を行なっているのです。
例を挙げますと
「異性交際希望者の求めに応じ....公衆が閲覧できる状態に置いてこれに伝達する役務」と、
上手に書かれていらっしゃられるのですが、
これは要するに「ユーザーが掲示板に書き込みをする」という単純なことを、サイトがした行為にするために、
「ユーザーの行為」は「その求めに応じた出会い系サイトが〜した行為」だというのを「求めに応じ」という言葉をつかって変換することで、
結果的に、「利用者が掲示板に書いた書き込み」は「サイト運営者のした行為」だと結論づけているわけです。

■文章を書くという行為      →異性交際希望者行為
■公衆が閲覧できる状態に置く行為 →サイト運営者の行為


この考え方がおかしいことは誰にでもわかると思います。
掲示板に書き込むという行為は、書き込み者がそのコンピュータープログラムを操作して公衆が閲覧できるようになるまでの一連の行為をしていると考えるのが当然の感覚です。
この法律の考え方を基本にすれば、2ちゃんねるの掲示板に殺人予告を書き込んだ者が逮捕されたら サイト運営者も逮捕されることになります。
なぜなら、殺人予告を公衆が閲覧できる状態に置いたのはサイト運営者ということになるからです。

別の例えで説明しますと、
無免許運転の者に自動車を運転させて事故で人を死なせてしまったのは、無免許でも運転ができるような車を作った車の製造会社が責任を取らねばならない。 と言っていることと全く同じことを法律で定めているということがいえます。

これを、「悪魔の変換作業」とでも名づけておきましょうか(笑)

通常、刑法においては「求めに応じ」て行なった犯罪行為であれば「共犯」になるはずです。
故に「教唆犯」という「主犯」が、その犯罪には必ず存在するはずです。
具体的に言えば、利用者が「おいサイトよ、俺のこの書き込みを掲示板に掲載しろ」と言って、
その求めに応じて「はい分かりました。きちんとこの書き込みを掲示板に公開します」
とサイトが書き込みを公開したことになるからです。

しかし、出会い系サイト規制法は「悪魔の変換作業」によって「主犯」を上手に隠すことによって、
共犯者である出会い系サイトを「主犯」だとして罰することができるようにシステム化した法律なのです。

それでは、どうして主犯を隠す必要があったのでしょうか?

作者に聞いてみないと真実は分かりませんが、
おそらく「主犯」には「表現の自由」という権利が存在するからではないでしょうか?

「今からビッグカメラで会いませんか?」と書くこと自体を違法にすることは「表現の自由」の関係上できません。
だから「今からビッグカメラで会いませんか?」と書いたモノを掲示板に載せる事を違法にしたと推測できます。
このように「悪魔の変換作業」によって、
利用者に自由に書き込みをさせない法律を作り上げ、
出会い系サイト運営者のみを罰することができる夢のような法律を作り上げたのです。

出会い系サイト運営者には人権など関係ないと、私たちを暴○団と同じように考えているのかもしれませんね。

さて、このような手段で上手く取り繕うことを、法律用語で「潜脱」(せんだつ)と言います。
法律が法律を「潜脱」しているというのも他に例があるのか知りませんが、いわゆる脱法行為のことです。
分かりやすく意味をいえば「手段を変えて法律の規制にかからない方法で結果を同じにすること」とでも言いましょうか? ある意味、このことは国が「潜脱」と言う行為を完全に合法だと言っていることにもなります。
恐れ入りました。としか言いようがありません。
因みに、当サイトで新たに採用した掲示板の新システムは、法を潜脱しているのではなく法を回避しているという言い方が正しいかと思われます。
当サイトが法を回避することを選択した理由は、もはやこの説明の後にわざわざ説明する必要もないだろうと思いますので割愛させていただくことにします。
(「今からビッグカメラの前で会いませんか」で1年以下の懲役叉は罰金100万円)
前置きが長くなりましたが、それでは事件の話に移ります。
そもそもの事件の原因は、
ラヴラヴメールでツーショットの近畿女性掲示板において
20代の女性が「今からビッグカメラの前で会いませんか」と書き込みをしたこと
が原因だと言いました。

これを読んでおそらくビックリされた方もおられると思いますが、
「今からビッグカメラの前で会いませんか」と利用者が掲示板に書き込んだ事で 最高刑で懲役1年というのがこの出会い系サイト規制法の凄いところなのです。
嘘ではありません!嘘のような本当の話なのです。

もう一度言います 出会い系サイトの利用者が「今からビッグカメラの前で会いませんか」と書くと 私は、逮捕され、最高刑で懲役1年の刑が言い渡されることになります。
(注  法律には「ビッグカメラ....」という書き方はしておりません。また初回の事件は行政処分で済みます)


(刑務所送りのシステム)
ユーザーが「今からビッグカメラの前で会いませんか」と掲示板に書く事で、
どうして出会い系サイトの運営者が刑務所に送られるのか?
その驚愕なシステムについて簡単に説明します。

出会い系サイト規制法違反をすると、、
「行政処分」に処せられ、警察が今後のサイト運営について指示を出します。
これを「指示処分」と言いますが、この指示に違反すると、
「1年以下の懲役叉は100万円以下の罰金」に処せられるのです。

この「指示処分」と言うのは、いきなり刑罰を与えるのは少々可愛そうなので、
次に同じ事を繰り返したときは刑罰を与えるぞという警告のようなものと考えればいいかと思います。
ですから2回目に同様の事を行なうとアウトだというのは、こういうことなのです

(なぜユーザーの書き込みでサイト運営者が罪になるの?)
それでは、どうして「今からビッグカメラの前で会いませんか」とユーザーが掲示板に書くことで、
出会い系サイトの運営者が罪になるのかを説明いたします。
冒頭に少し書きましたが、
出会い系規制法という法律は、ユーザーの行為は、全て、出会い系サイト運営者の行為に置き換えているとお話致しました。
これは、法律の言葉を借りますと
「ユーザーの求めに応じて、出会い系サイトが書き込みを行なっている」という解釈なのです。
もしこの法律の解釈がおかしい!と思う弁護士さんがおられましたら、ご一報ください!
ということで、ユーザーが行なった行為によって、サイト運営者がなぜ罪に問われるかということのシステムについては以上で理解していただいたと思います。
ユーザーの行為⇒サイト運営者の行為という変換が法律の中で行なわれている訳ですね。

でも実は、、、法律にはそういう書き方はしていません。
そんな書き方をしていれば、おそらく「これはあかんやろ?」とブーイングの嵐です。
ですから、実際の法律ではそこは上手に書いてあります。

種明かしをしますと、
法律上では、ユーザーが掲示板に文字を書きますと、その瞬間に、その文字はリレーのバトンのように出会い系サイトに渡されたことになります。
そして、その文字が「特定情報」という文字であれば、それを閲覧させる前に年齢確認をしなくてはなりません。
(「特定情報」については後述しています) 年齢確認をせずに「特定情報」を閲覧させてしまうと、出会い系サイト運営者が罰を受けるという仕組みです。

非常に大変な役目を負わされていますが、世間ではこれほど重要な役職を担わされた場合は報酬がたくさんいただける職責だと思うのですが、 法律はそうではありません。きちんとできても何の賞もありません。できなかった時に罰が与えられるだけです。


(なぜ「今からビッグカメラの前で会いませんか」が罪になるの?)
では次に、どうして「今からビッグカメラの前で会いませんか」と書くと罪になるの?という疑問があると思います。
それを説明いたします。

法律では以下の情報のことを「特定情報」と言います。
(イ) 異性交際希望者と他の異性交際希望者が出会うために指定する日時及び場所に係る情報
(ロ) 住所、電話番号、電子メールアドレスその他の連絡先に係る情報

この特定情報を掲示板に「書かせたり」「読ませたり」さらには「メールで送らせたり」する時には、
必ず身分証によって利用者の年令確認をしなさいと法律で定めているのです。
(注  実際の法律では逆説的な言い回しになっていますが意味は同じ事です)

法律に照らし合わせてみますと、
「今から」【日時】
「ビッグカメラの前」【場所】
該当することになります。

ですから、掲示板に「今からビッグカメラの前で会いませんか」とユーザーが書き込むと、
年令確認を行っていない人がこれを閲覧してしまうことになりますので、
私は「年令確認を行わずして特定情報を閲覧させた」という罪に問われることになったわけです。

ここで1つの疑問を持った方がおられるかもしれません。
それは、、「今から」という文字が【日時】にあたるのか?と思われたかもしれません。
でも今はそんな小さなことは拘りません。そんなことに拘るより、もっと伝えなければならないことがたくさんありますから、 今ここでは「今から」は【日時】に該当するということにしておきましょう。

ということで、ここまでで大体、大方の内容はつかんでいただけたかなと思います。

(表現の自由を侵害するための巧妙な手口)
さて、ここで1つ注目してもらいたいことがあります。
出会い系サイト規制法では「特定情報を読ませる時には年令確認をしなさい」と定めています。
さらにこの法律では「掲示板を公衆が閲覧出来る状態に置いて」運営しているサイトが「出会い系サイト」だと定めていることからも、 掲示板は常に公衆が閲覧できる状態にあることが前提になってます。

この法律の定めを守るためには、ミスターマリックにでも来てもらって特定情報を上手に消してもらうか。
それができなければ、
おのずと「特定情報」を掲示板に書くことを禁止する措置をとらねばなりませんよね?
国がユーザーに特定情報を掲示板に書くことを禁止することはできません。
(表現の自由の問題があるからです)
だから、、
出会い系サイトに対して「特定情報」を掲示板に掲載する事を条件付で禁止しており、
その禁止を守らなければ罰を与えるようにしているという考え方が成立します。

国はそうは言っていない。年令確認をすればいいだけだと言うかも知れませんが、
結果的に自由に書き込みをさせないようにしています。

もう一度言いますが、これを「潜脱」といいます。
━━━―…‥・→ (さて、少し余談です)
ここで1つ余談になりますが、
「特定情報」についてですが、法律には上記のように特定情報を(イ)と(ロ)として書かれていますが、
上記の(イ)だけでも「特定情報」に該当するのか?
叉は、(イ)と(ロ)が両方とも組み合わさったものが「特定情報」であるのか?という疑問があるのです。

結論から先に言いますと
「警察庁では(イ)のみでも(ロ)のみでも特定情報に該当する」という判断です。

しかし、「(イ)及び(ロ)」「(イ)または(ロ)」のどちらも法律には書かれてはおりません。
その事に悩んでいると、、答えになりそうな説明が見つかったのです。

逐条出会い系サイト規制法という解説本には「特定情報は(イ)並びに(ロ)のことをいう」と、
「並びに」という接続詞が使われて説明されていたのです。

因みに、この「並びに」という言葉を辞書で引いてみると「及び」と説明されています。

ところで、行政処分の通知が来たら「弁明書」というものを提出することができるのですが、
これは形式的なもので、ほぼ決定が覆ることはないようです。
なぜなら、私は弁明書の一部に以下のことを主張して提出いたしました。

逐条出会い系サイト規制法という解説本には、特定情報は(イ)「並びに」(ロ)と書いてあるので
「今から」という言葉だけでは、「特定情報」には該当するものではないので法に違反していないと、、、、。

しかし、私の言い分は受け入れられませんでした。
普通なら、私が本にそのように書いてあると言っているのですから、「(イ)または(ロ)」に訂正するのであれば、
今回は処分は見送るが、今後は「(イ)または(ロ)」だと認識しておいてください。というのが普通ではないかと思ったのですが、 そうではなく、これは「(イ)または(ロ)」なので、処分をします。ということでした。
ここで勉強してもらいたい事は、
日本の国家権力は、白を黒とまでは言わないが、
灰色の場合は、国の都合のいい色に変えてしまう力を持っている
ということを経験しましたので、大切な事ですのでこれだけは覚えておいてください。

(、「児童の健全な育成に障害を及ぼすおそれがあった」のか?)
さて、私が処分を受けた理由に、「児童の健全な育成に障害を及ぼすおそれがあった」と書かれていました。
これは定型句の様ですが、定型句といえども国家の警察が作製した書面ですから嘘は書けません。
さて、本当に「今からビッグカメラの前で会いませんか」という書き込みが
「児童の健全な育成に障害を及ぼすおそれがあった」のでしょうか?

答を先に言います。ありません。

20歳代の成人女性が「場所と日時」を掲示板に書き込んでどうして「児童の健全な育成に障害を及ぼすおそれ」があると思いますか?
児童買春というのは、女子児童と成人男性との間で行なわれる犯罪です。
20歳代の成人女性が上記の書き込みを行ったからといって「児童の健全な育成に障害を及ぼすおそれ」があるはずがないのです。
いくら定型句だと言っても、嘘を書いてはいけませんよね?

(おそれがあるだけで懲役1年)
皆様もお分かりになられると思いますが
「窃盗するおそれがあった」「スピード違反をするおそれがあった」「人を殺すおそれがあった」 通常「おそれがあった」だけなら、何のお咎めも受けることはありません。 実際はまだ何も起こっていないのですから、罪が存在しないはずなのです。
少し視点を変えて考えますと「ビッグカメラ....」と書かせたことが「.....障害を及ぼすおそれがあった」というのであれば 「スピード違反ができる車を販売したために人を殺すおそれがあった」ということができます。
スピード違反ができる車を作って販売した者は罰せられません。しかし出会い系サイト規制法は利用者のスピード違反すら禁止していないのに、 スピード違反ができる車を作って、その車でスピード違反をさせたからという理由で私を罰している事になります。
その行為が自らの犯した行為ではなく、サイトの利用者が行った行為によって罰せられるのです。
しかも利用者の行為はなんらの犯罪でもありません。


刑の重さは、一番重い刑事罰でも1年以下の懲役叉は100万以下の罰金ですので、一般に言う「しょんべん刑」ではありますが、 しかしそれでも、「不当な差別を受けているような気持ち」になったことは、私の正直な気持ちとしてここに書いておこうと思います。


(罪がないのに罪になる)
なぜ、こんなことになっているかと言いますと、元々、出会い系サイトには何らの罪も存在しないのです。
にもかかわらず、都合のいい理由を作って、想像の事件を仕立て上げ、法律に違反したからという理由で私たちを簡単に罪人に仕立て上げようと目論んだのがこの法律の目的なのです。 次はいつ「児童の健全な育成に障害を及ぼすおそれがあった」という罪で逮捕されるのか?とても不安な毎日を過ごさなければならないことがつらいと思うときもあります。

(こじつけて処分)
それともう1つ書いておかなければならないことがあるのですが、上述しました、特定情報のことなのですが、 「今から」という語句を【日時】だと解釈されたことに、私は少し不満に思ったのですが、どう思われますでしょうか?
一般的な感覚で【日時】といえば「3月3日の午後1時」だとか「明日の19時」などを想像すると思うのですが、 「今から」という語句が【日時】に該当するとされた事にショックではありました。

とまあ、こういう事情で行政処分を受けたのではありますが、後日の私の感想といたしましては、
これは私の想像上の話しになるのですが、この処分にあたって警察は、おそらく当サイトを処分ありきで捜査をしたのではなかろうか?ということが伺えるのです。
それはどうしてかと言いますと、当サイトにおいては、法律違反のないように常に掲示板の書き込みの内容はチェックして、少しでも特定情報に該当するんではないかと思える 書き込みについては削除するようにしておりました。
例えば、隠語で書かれたメールアドレスなどが稀に掲載されたりするものですから、そういう書き込みを常に監視して法律違反のないように心がけていたわけです。

にもかかわらず、行政処分だということを刑事さんから電話で聞かされた時に「どんな違反をしてしまったのだろう」とその答を早く聞きたかったくらいなのですが、

刑事さんから掲示板をコピーした紙を見せられたときに
「今からビッグカメラの前で会いませんか」という文章の中の「今から」「ビッグカメラの前」という文字に黄色のマーカーが引かれてありましたので すぐに私は、「今から」という単語は【日時】に該当するんですか?と反論めいた口調で質問をしましたが、もうその場では後の祭りです。

私がその時に思ったことは「今から」という語句は特定情報ではないと考えていたわけだから、その書き込みを削除していないのは当たり前だと思ったのです。
もし「今から」ではなく「3月3日の午後1時」などという書き込みのコピーを見せられていたら、すぐにパソコンに走りサイトを確認したことでしょう。 「今はもう消えている」と弁解したかもしれません。
しかし、「今から」を見て私はすぐに、「それなら掲示板に掲載されていて当たり前だ」と思ったので、何の反論もする余地はありませんでした。
そう考えると「仕方がないな」という思いになり処分を受けることになったわけです。


(処分ありきの処分?)
私の言葉の感覚が少し他人と違っていることは弁解にはなりませんが、それでも本来の【日時】というものが「3月3日の午後1時」というようなモノであることは確かですので、 警察が「今からビッグカメラの前で会いませんか」という掲示板の内容で私を処分したということは、おそらく、それしか違反が見つからなかったのではないだろうかと私は想像したのです。
もし「3月3日の午後1時」というような内容の書き込みがあったのであれば、その書き込みをコピーして見せられてたのであろうと思うのも普通の感覚ではないでしょうか?
そう考えれば、処分ありきだったようにも思えますし、そのことを補強する材料としてはやはり処分の日付が3月17日だったということです。 役所関係はどうなのか分かりませんが、一般企業では決算月の月末は売上げを必死になって入れようとする時期です。警察にも検挙数などの数字があるわけですから、 おそらく、その数字作りのお手伝いをさせてもらったというのが私の思う今の感想なのです。

しかし、全ては想像にしかすぎませんので、どうこう言うつもりはございませんが、


(警察が壊していったモノ)
もし警察関係者の方がこれを読んでいただいたのであれば、一般庶民の声として聞いて欲しいのですが、
警察が一般市民に関ると「必ずそこには何か壊れてしまうものがある」ということを伝えておきたいことの1つでございます。 行政処分がきっかけで働き盛りの40代の社員2名が仕事をなくすことになったことは事実でございますし、私の気持ちの面では今までコツコツと積み上げてきたものがガタガタと一気に壊れてしまったような気持ちにのなり、イチからのスタートだという健やかな気持ちになれるまで多少の時間が必要だったということを最後に記してこの事件の報告を終わらせていただくことに致します。



お疲れ様でした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
但し、ここに書いてある見解はあくまでも、当事者の私から見た見解ですので、 全てが正しい見解であるとは限りません。 =================================================================================


(この法律は回避しないととんでもない憂き目にあう) この法律は一度目の違反は行政処分という軽い処分で済みます。
しかし二度目はもう許してもらえません。
次は「行政処分の指示に違反した」ということで懲役1年以下または罰金100万円という刑が待っています。 ですから、もし行政処分を受けたら、サイトを廃止するか、もしくは運営を続けるのであれば、法を回避した形態のサイトに変更して運営を再開しないと、とんでもない憂き目にあう可能性は充分に考えられます。
ここで法を回避したサイトに変更するときに気をつけなければならないのは、もし出会い系サイトの定義の解釈に誤りがあったりして、法を回避していないと警察に判断されると上記の刑が待っています。
なぜなら「行政処分の指示に違反した」とされる可能性があるからです。 ですから、その場合はサイトの運営を個人から法人、法人から別の法人へと運営者を変更しておくことが大事に至らない方法かと思われます。
そうでないと、以前の行政処分で指示されたことがずっと生きていますので、指示に違反したということで刑事事件になるということです。
ちなみに、指示の内容に違反しなければいいと思うかもしれませんが、例えばその指示が私の場合ですと「特定情報提供役務の提供を行わない事業形態に変更する事」とされました。 この意味はわかると思いますが、元々「今から」という単語を掲示板に公開したことで「特定情報提供役務」を提供したとして行政処分を受けたわけです。
ですから、次はどんな理由で逮捕叉は検挙されるか、実際にその時になってみないと分からない訳ですから、このくらいの防御線は張っておかないと危ないということがいえるわけです。
この時に、サイトの運営を譲渡したという書面を作っておくことは一般的な常識であることはいうまでもありません。 ここで余談ですが、書面を作って置いておくということの意味ですが、公の機関の方は必ず上司の指示、命令で動いています。ですから対面したときに「ああだこうだ」と口頭で話しても単なる言い逃れとしか思ってもらえません。そう思われてしまうとその事がすぐに上司にまで伝わるとは限りません。ですがきちっと日付を書いた書面で残しておけば今考えた言い逃れではないということが証明されていますので、即時にそのことが上司に伝えられ、法の執行が正常な形で行なわれることになるというわけです。相手の勘違いの防止ということです。

(出会い系サイト管理者にも人権はある)
(憲法13条)
すべて国民は、個人として尊重される。
生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、
公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。

出会い系サイトは「公共の福祉に反している」と言えるのでしょうか?
当サイトは元々成人向けのサービスですから児童が利用するためのサービスではありませんから 公共の福祉には反していないはずなのですがね?

私は法律が改正された事を知ったときから、何かがおかしいとずっと肌で感じておりました。
そして、これまで3人の弁護士さんに相談ししたこともあります。
しかし、私が理論的に説明ができないことで「おかしい」ということが全く伝えられませんでした。
「法律だから仕方がない」とあきらめるしかないのか?と今でも考えています。
しかし、おかしいものはやはりおかしいのですから、私はそういい続けることにしました。


出会い系サイトを安全に運営するために

出会い系サイト規制法の適用を受けると様々な危険性がある。
もちろん、法律に違反すれば、警察から逮捕される危険性もあるがそれだけではない。

まず、コンピューターウィルスから身を守れなくなる。
年令確認を画像によって行わないといけないということは不特定多数の者から添付ファイルを受信しなければならないからだ。

次に、損害賠償責任が生まれる。
法適用外のサイトであれば、サイトは自己責任での利用が基本となる。
しかし、法によって義務を与えられている場合には、過失責任が必ず問われることになる。
年令確認をきっちり行っていたとしても、不正手段を使って利用するのは簡単だ。
もし未成年者がサイトを利用したことがきっかけで、何かの事件に巻き込まれた場合、 年令確認の方法に問題があっただの、不正を見抜くことは容易だっただの、 裁判所は勝手なことばかり言うところなので、児童対出会い系サイトの事件は 絶対に出会い系サイトが負けると断言できる。
法を回避しないと、とんでもない目にあう可能性は充分にある。

また、年令確認を行うことは非常に負担なことである。 当サイトにおいては、日中は平均約5分に1人の割合で年令確認の処理を行なっていた。
しかし、これをずっと行なっていても国が賃金を支払ってはくれない。
当たり前のことだと思っているから、誉めてももらえない。
しなくていいなら、しなくていい方法を選択するのは自然の原理です。
ということで、法を回避する方法であるけれど、、、。

一番確実なのは、
「相互に連絡をすることができるようにする役務」という部分を回避すればいい。
「相互に連絡とは」、ユーザーどうしが電子メールで連絡を取り合うことなのだが、 ユーザーが勝手に掲示板にメールアドレスを書くことで、お互いが連絡できるように なることは、これに含まれない。
また、公開された掲示板上で会話をさせることも、 それが一対一であっても「相互に連絡」にはあたらない。
上記を参考にすればおのずと方法は見えてくると思う。


本当に事件を減らそうと思えば

「出会い系サイトには危険が潜んでいる」という情報を国民にすり込むことも必要な措置かもしれません。
しかし、もう法律を作る目的が達成されたのだから、もう今はそれも必要ないだろう。

インターネットのせいで犯罪が手軽に行なえるようになったせいで事件は増えたかもしれない。
しかしサイトを規制しても犯罪が減らないのは当たり前だ。天下り先の第三法人が必要だったのであれば、 あまりサイトに迷惑をかけないで欲しいとお願いしたい。 通常、毎月100の事件が発生するとすれば、毎月だいたい100前後は必ず事件は発生する。
「大数の法則」である。
出会い系サイトを規制してその規制が正しければ、50に減った後は、毎月50で推移するはずである。
それがバラバラだというのは、規制の方法が間違っているからだと言える。

重罰にして罰金を課すようにすれば、毎月100発生していた事件が毎月30で推移するようになり増えも減りもしない。
その事が分かっているのに、そうしないのは、本当は事件が減ったら困ると考えているんだろう?
ちがうのか?警察庁さん。

(本当に児童買春事件を減らしたければ1つだけいい方法がある)
端末側から「未成年者」だというサインを送ればいい。
どうやって送る?ユーザーエージェントに未成年情報を付加すればいい。
携帯電話はどうするか?その処理を施した未成年用の携帯を販売させればいい。
例えば、Childという文字列でもいい。
それを国の規格にすればいい。

サイトはブラウザのユーザーエージェントを読み取って未成年かどうかを判別する。

今、こう思った方がいるかもれない。
「そんなことをしても、サイト側が必ずしも判別してアクセス制限を施すとは限らないではないか?」と。
そこまで言われると「あなたは本当に東大を卒業したのか?」と言いたくなる。
上記の方法で「アクセス制限を施さないのであれば、サイトはユーザーに○○の方法によって年令を確認しなければならない」とすれば足りる事だ。
そうすることで、当然に、面倒な方法による年令確認をしたくはないから、必ずブラウザのユーザーエージェントによって判別をすることになる。
最後に、結論を言うと、
現在、国が考えている被害防止の方法は間違っている。
国は、被害者側に何らの対策もさせないで、被害を防止しようと試みているのである。
日常に言い換えれば、家の扉に鍵を取り付けることをさせずに、空き巣に対してウロウロ外に出歩くなと命令しようとしている訳だ。
「空き巣」という犯罪者であったとしても、外に出歩く自由はある。
それなのに、外に出歩かないようにできないから、様々な義務を課して結果的に出歩かないようにしようとしているだけだ。
本来「犯罪に巻き込まれる」ということは誰も望むものではない。
だから、ユーザーエージェントに児童だということがわかる情報を付加したブラウザでインターネットにアクセスすることは、 自宅に鍵を取り付けることと同じ事だ。
具体的には、「FireFox」というブラウザに「User Agent Switcher」 というアドオンをインストールする。
このブラウザを使用する事で、ユーザーエージェントを自由な文字列でサイトに送る事ができるようになる。
その文字列を「child」にするなど、国で規格を決めればいい。

しかし、私は思うのであるが
、インターネットを使用して、それなりに操作が出来るだけの知的能力を持った児童が、 自分の年齢を偽ってサイトを利用して被害にあう事を、そこまでして国が防止しようとする必要が本当にあるのか?と 私はいささか疑問に思うのである。

私が子供の頃には、いくら子供であっても「肥溜めにハマったのは、畑で遊んだお前が悪い」という考え方があった。
それは「子供に畑を踏み荒らされたくはないと思う、お百姓さんの言い分でもある」
現代は、子供に対して多少過保護すぎるところがある。「肥溜めには必ず蓋をつけること」とお百姓さんに義務付ける事よりも
本来は、大人が子供に対して「畑で遊んではいけない」と言う事を教えることの方が大切なことではないのかと私は思うのである。


  • 出会い系サイト規制法の行政処分(2)